ニャースのかきくけこ

ニャースはアニメ、ゲーム界のベンジャミン・フランクリン。

乙種第7類消防設備士試験を受けてきた

2017.12.3(日)

今年最後の資格試験として、乙種第7類消防設備士試験を受けてきた。

受験地は愛知/名古屋工学院専門学校にて。

 

合格発表は1/10で現在は結果待ちの状態だけど、

試験の手応えは非常にあったのでほぼ合格間違いなしと安心している。

マークシートがすべてひとつズレたなどがない限り・・・。

 

今年の秋から、QC検定2級→水質1種公害防止管理者→危険物甲種と毎月のように

資格試験を受けて、ラストを飾る12月のこの試験。

危険物甲種で燃え尽きた感があって、最初なかなか勉強開始のエンジンがかからなかった。

結局、勉強をスタートしたのは、11/26(日)で

勉強期間ちょうど1週間の強行軍での受験となった。

 

◎勉強時間

1週間 計22h

(※試験前日の土曜に一気呵成に10時間勉強した。)

→私は乙種6類を持っていたので法令共通が免除だった。なのでフル受験ではない。

 

 

◎購入したテキスト

今回もAmazonレビューを参考に、下記の2冊を購入。

本試験によく出る!第7類消防設備士問題集 (国家・資格シリーズ 188)

本試験によく出る!第7類消防設備士問題集 (国家・資格シリーズ 188)

 
わかりやすい! 第7類消防設備士試験 (国家・資格シリーズ 185)

わかりやすい! 第7類消防設備士試験 (国家・資格シリーズ 185)

 

危険物、消防設備士の試験ならとりあえず「工藤本」を買っておけば間違いない

ということで、参考書・過去問ともに工藤氏のテキストを購入。

 

一応両方を買ってはみたけど、正直、この試験は参考書のみあれば十分と思った。

(「わかりやすい!」と本のタイトルに付いている方。)

理由は、参考書の方にも、十分な数の問題(過去問)が各単元ごとに収録されているから。

参考書なので、当然、必要な知識についての導入や一覧表などの説明にはきっちりと

ページが割かれているけど、それと同時に各章の終わりに20~30問程度の練習問題が

載っていて、その問題が過去問集のものとよく似ているので、過去問単体の存在意義が

かなり薄くなってしまっている。

過去問集は値段が2,400円+税だが、なくても問題はないと思った。

 

 

実際に私は勉強期間が1週間しかなかったのもあるが、

過去問集はほとんど使わなかった。

ただし、ひとつ良かった点は、基礎的知識で(電気回路の計算などの)

問題の難易度が適切だったこと。参考書の方に掲載されている問題は

難しく、実際の試験で要求される難易度よりも高いと感じたので

ここまでの対策をする必要はなく、無理にマスターしようと時間を

費やしてしまうのを回避できたのはよかった。

 

※あくまで、参考書にも十分な数の「過去問」が収録されているので

過去問に特化したテキストは不要と言っているのであって、「過去問」自体は

勉強しておくのが合格のためには必須だと思っています。

 

 

◎勉強法について

 

勉強した順番は、基礎的知識(電気に関する部分)→消防関係法令(7類)→構造・機能及び工事,整備(電気+規格)→実技鑑別で学習を進めた。

実技鑑別については試験前日の夕方にさらっと流す程度だった。

 

実技鑑別には、7類の主題である変流器と受信機の写真が載っているので、

問題を解かないとしても勉強のはじめにちらっとでも見ておくことを推奨。

(どのようなモノかイメージが掴めると知識の定着もしやすいので。)

 

計22時間の勉強時間の内、8時間ほどがテキストをただく繰り返し読んだ時間、

残り14時間が過去問を解きながらノートに書いて記憶した時間。

 

「わかりやすい!」に出てくる語呂合わせは秀逸で、本試験でも大活躍した。

・学校閉じてGO!

・そとが事故てすよ

とかはこれのお陰でしっかり得点できたので著者にお礼を言いたい。

 

 

◎試験会場について

 

本試験は名古屋市熱田神宮のほど近くにある名古屋工学院専門学校だった。

名鉄神宮前駅で降りて、徒歩で会場まで。

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写真撮ったりしながらのんびり向かったけど10分ほどで着いたので全然徒歩圏内。

 

ぼくの試験教室が7階(もしかして7類だったからかも)で、エレベータは

閉鎖されてて階段だったのでなかなか試験前の良い運動になった。

おじさん達はフーフー言ってて結構しんどそうだった。

7階まで階段で行くことも日常あまりない。

教室は机と椅子が昔懐かしの小学校の時のような感じだった。

今座るとめっちゃ小さく感じられる。

 

試験自体は拍子抜けするほど簡単だった。実技もテキストと

そっくりの問題だったので楽々解いて退出可能時間になると同時に退出。

 帰りの電車でポケとるを遊びながら帰宅。

合格発表は1/10!これにて2017年の試験はすべて終わった。お疲れ自分!笑

 

水質関係第1種 公害防止管理者の合格証書が届いた

2017.12.16(土)

水質関係第1種公害防止管理者の合格証書が無事に届きました。

書留での郵送だった。公害防止管理者は不合格や科目合格の時はペラっとめくるハガキで、

合格の時はこの賞状が折らずに入る大きさの封筒で届くので、開封せずとも見た目で

判別が付く。書留のサインをする時、郵便局員にテンション高くお礼を言ってしまった。

 

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感想は素直にうれしい!いきなり第1種から受験をはじめて、あまりの難解さに

弱気になることも多々あったけど・・・。

正解とヒントを使わず、過去問1冊だけでも合格できるということを証明できて良かった。

2016-2017年版 公害防止管理者試験 水質関係 攻略問題

 

受験記はこちら。

2016年 大阪(当時在住)ではじめての受験。

公害防止管理者水質1種を受けてきた - ニャースのかきくけこ

 

2017年 愛知で2回目の受験。(水質有害物質特論1科目のみ)

公害防止管理者(水質1種) 2年目の挑戦で合格 - ニャースのかきくけこ

 

 

とは言え、公害防止管理者はこれで終わりではなく、まだ見ぬ大気と騒音振動、

ダイオキシンがあるのですべてコンプリート目指して今後も頑張る。

目標は35歳までにすべて取ることにするので、来年は大気1種を受験予定。

 

資格試験の勉強はなかなかに自分との闘いみたいな側面があって、

仕事上、資格が必須で会社の費用での受験といった感じではなく、

ぼくのように単なる自己研鑽の一貫として自費で会社にも特段報告することなく

気ままに受けている身としては、モチベーションを保つことが大変だったりする。

(休日に好きなゲームをしたいところを試験直前はぐっとこらえて、テキストに

向き合わないといけなかったり・・・。)

でも、それもこれも、合格できるとストレスはふっ飛び、

すべて良き思い出に変わるから不思議。

 

ただ、裏を返せば、時間をかけて勉強したのに不合格だとさらに不満な感情に

支配されるので、せっかくお金と時間を使って受験するのなら、

絶対に合格しないといけない。

 

ということで2018年以降も、新たな、より難しい資格取得を目指して頑張っていこう!

 

PS

*ひとつ試験を終えるごとに自分へのご褒美として買っていた3DSソフトが

 未プレイのまま溜まっているので年末年始に遊ぶ。

*まだ結果が出てない試験もあるので、ワクワクはまだ続く。

 

2017年11月に読んだ本

2017年11月に読んだ本の感想

 

1.

わかりやすい! 甲種危険物取扱者試験 (国家・資格試験シリーズ103)

わかりやすい! 甲種危険物取扱者試験 (国家・資格試験シリーズ103)

 

 乙種では全類、工藤本にお世話になったので今回の甲種受験でも「とりあえず」で
こちらの本を購入。だったけど、今回の試験は勉強期間が3週間と短期だったことも
あり、すぐに過去問中心の勉強に切り替えたので結局あまり使わなかった。
物理化学のmol計算のところは、過去問のあっさりした解説では十分自分のモノに
できなかったので補助的に本書を読むことでしっかり習得することができた。

 

 

2.

甲種危険物取扱者試験 平成29年版

甲種危険物取扱者試験 平成29年版

 

甲種受験用に購入。3週間の勉強期間中、併せて買った工藤本はあまり使わず
こっちをメインで勉強した。同じ単元の問題ばかりを連続して解いていけるので
繰り返し効果で定着しやすい。それとこの手の過去問は、出題の傾向についても
よくわかり自然と重要な部分により時間をかけれる構成になっているのでその点も
Good。今は結果待ちの状態なので、合格していたら、改めてこの過去問の感想を
書こうと思う。(落ちた人がどれだけ星5をつけても何の意味もないので。) 

 

 

3.

本試験によく出る!第7類消防設備士問題集 (国家・資格シリーズ 188)

本試験によく出る!第7類消防設備士問題集 (国家・資格シリーズ 188)

 

同じ著者の「わかりやすい!」と併せて購入したけど、正直こっちの本は不要と
思った。「わかりやすい!」の方が参考書(解説)+問題集の構成になっていて
収録問題数も十分にあるので、こっちの問題のみの本の意義が薄いように感じる。
強いていうなら、『電気の基礎的知識』の問題は難易度が実際の試験レベルに
即していて良いと思った。(「わかりやすい!」は実際の試験で要求される以上の
難しさにここのみなっていて、その点のみ残念。)
ただ、電気の基礎的知識の為だけにこの本1冊を買うという理由は弱く、
総括するとやはり不要ということになってしまう。 

 

 

4. 

わかりやすい! 第6類消防設備士試験 (国家・資格シリーズ186)

わかりやすい! 第6類消防設備士試験 (国家・資格シリーズ186)

 

 乙7受験用に同じ著者の「本試験によく出る!」と併せて購入。勉強期間2週間、
22時間の勉強で楽々合格できたのはこの本のお陰。(法令共通は免除)
「本試験によく出る!」の方が問題集で、こちらの「わかりやすい!」は
参考書+問題集の構成。掲載されてる問題も似ているのでこっち1冊で十分。
『そとが事故てすよ』の語呂合わせとかいくつか秀逸な暗記法があって
本試験でも大活躍できた。

 

 

・・・ということで11月は宣言していた通り、資格試験の為の本のみ4冊だった。

危険物甲種は合格発表まだだけど、消防設備士乙7は非常に簡単だったので

結果を待たずとも安心できる。

そして12月。今年は4月に転職で大阪から愛知に引っ越したのでとくに1年が早かった気がする。

慌ただしくも充実した年だった。12月は資格試験もないので、ゲームと趣味の読書に勤しむ。

本棚の気になったものの再読も含めて、目標は10冊とする。古典も読もう。