2018年7月に読んだ本
2018年7月に読んだ本
1.
紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男 (講談社+α文庫)
- 作者: 野崎幸助
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/12/21
- メディア: 文庫
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Audibleで通勤時に車の中で聴いた。朝の爽やかな時間帯に、「きれいな女性とエッチ」という言葉が頻発する本書の朗読に耳を傾けるのは、午前中から仕事でスタートダッシュを切るのに大いに役立った。・・・という冗談はさておき、氏のことをTV報道やネットの匿名ユーザーによる噂でしか知らなかったので、お金持ちというが胡散臭いという勝手な先入観があったが、本書によってその思い込みは間違いだったとわかった。直接的に性的な描写は本書にはない。美女と寝るという目的を第一に掲げ、そのために仕事で成功しようとする野崎氏の自叙伝だ。コンドームの訪問販売など、並みの根性ではできないと思う。ひたむきな努力や資源の集中、適切なタイミングで有益な助言を受け入れたことで成功の階段を登って行ったのがよくわかる。亡くなられたのが残念だ。
2.
2011年以来の再読。短時間でさくっと読める割に大事なことがたくさん書いてあってメモが忙しい。新卒の時に買った本で20代ラストの今、再読して良かった。
「複数のスケジュールを提示されたら一番早い日時にする」とか、いつも待ち合わせ5分前に到着する人は実は15分前には来ていて近くで時間を潰して待っているとか、改めて学びが多くあった。
「どんなにエネルギッシュでも1分間連続して怒鳴り続けることができる人間はいない」という指摘には笑ってしまった。
・・・ということで7月は計2冊。Audibleも出張が多かったせいであまり聴かなかった。本は並行して読み進めてるのが多くて読了まで至らないのがちらほら。ただし、量的な時間も減少気味なのは確か。反省。もっと多く読もう。
紀州のドンファンはAudibleで面白かったので文庫をAmazonで買った。コンドームがまだ珍しかった時代に訪問販売をしていたエピソードが特に面白かった。大変な努力家であったことが本書を読むとよくわかる。亡くなられたのが残念。