ニャースのかきくけこ

ニャースはアニメ、ゲーム界のベンジャミン・フランクリン。

2019年1月に読んだ本

2019年1月に読んだ本

 

1. 

福岡市を経営する

福岡市を経営する

 

"日本という国は、それぞれ個性の異なる地方の総体であって、地方都市がそれぞれの個性で最高に輝くことで、結果的に、国が宝石箱のように輝くことができる。
つまり、地方都市をよくすることが、最速でこの国を変えることになるのだ。"
非常に勉強になる一冊だった。自分の住む街もこのような人が首長になってくれれば良いのに、そう思った人はきっと多いはず。災害支援時のネットワークを使ったシステム開発とか、ただ単に今までのアナログ的なやり方を批判するのではなく、実際に作って活用して、さらに他の機関にも展開しているのがすごい。空港があるが故のビル高さ規制の件にしても課題解決の為に必死に奮闘していることがよくわかる。そしてやはり、自分のしていることを他人に知ってもらうためにこの本書であったりSNSであったり媒体は色々あるが、とにかく「発信」をするということが極めて大事だと痛感した。

 

 

2.

日本のこころの教育

日本のこころの教育

 

文化講演会として、東北の高校生に向けて話された内容に若干加筆して書籍化されたのが本書。「日本人って何だ?」こんな基本的な質問に日本人でありながら答えることができない。①国名の由来、②国旗の意味、③国歌「君が代」の出典とその意味の3点を理解することで自ずと日本民族とはどういった思想、行動をしてきた種族かが明快になってくる。「さようなら」と「こんにちは」の意味なんて考えたこともなかったが、今回のその語源を知れたことは貴重な経験であった。

 

 

3.

ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ“完全版

ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ“完全版"公式ガイドブック

 

攻略本としての出来は全575頁とボリューム、内容の充実さともに満足。クリア後に本書を買ったのでざーっと流し読みをして、増田氏のインタビュー記事のところだけ熟読した。もっと他にもクリエイターに話を聞いてほしかった。各チーム担当の方々との座談会とかあると背景が知れて良かったのに。ポケモンGOの流行に乗ってやっつけで開発されたのではなく、Switchの発売開始前から「アニメでポケモンを知っているがゲームは未プレイの子どもたち」をメインターゲットに開発されていたことを知った。であれば難易度や対人戦にかかわる各種の省略も納得できる。

 

・・・1月は以上の計3冊。関西帰省中はほとんど読書しなかったのと、スイッチでポケモンピカブイやドラクエヒーローズに興じていたので少なめ。来月からたくさん読もう!