11/19 三重県伊勢市で危険物甲種を受験してきた
先週11/19(日)に三重県伊勢市で危険物甲種を受験してきた。
現在は結果待ちの段階なので感想をさらっと。
結果発表は12/7(木)なので合格していたら、どのような勉強方法で
臨んだかを詳細に書いていく。
【追記 - 2017.12.16】
無事、「合格」できていた。各科目の正答率は、
法令 93%
物理・化学 80%
性質・消火 90% と個人的には満足いく結果だった。
危険物も消防設備士も、問題を持ち帰れないのでどこが間違ってたかは今となっては不明。
今回の甲種受験で、乙種全類と甲種、すべてコンプリートした!
◎勉強方法
試験勉強を開始したのは、本番3週間前の10/27(金)から。
この日に美容院での待ち時間にテキストを読み始めたのが勉強のスタートだった。
それから試験当日まで、合計ちょうど60時間の勉強だった。
前々日、前日はそれぞれ11時間ずつとかなりスパートをかけた。
(※前々日、金曜は会社休みだったので終日勉強に充てれたのは良かった。)
今回、使用したテキストは以下の2冊。
わかりやすい! 甲種危険物取扱者試験 (国家・資格試験シリーズ103)
- 作者: 工藤政孝
- 出版社/メーカー: 弘文社
- 発売日: 2016/06/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
乙種を全類受けた時も毎回お世話になっていた、信頼と安心の工藤本を参考書に。
それとAmazonレビューで評判の良かった過去問集と計2冊を買った。
だけども、甲種は試験対策としての範囲が広く、どちらの本も500ページ超と
ボリュームのある本だったので、勉強開始から数日で、
過去問一択に勉強方針を切り替えた。
3週間という短い時間で両方に取り組むのは非効率な気がしたので。
参考書(工藤本)は、法令を1周読んだのと、物理化学のmol計算のところで補助的に
読んだ以外は過去問で勉強を進めた。この過去問、各単元ごとにまとめて、
似た問題を連続して解いていける構成なのですごく良い。
問題の前にある導入部分も1~4ページ程度と多すぎず少なすぎで読みやすい。
順番は、法令→物理化学→各類の性質・消火で勉強した。
この612問収録の過去問は本当におすすめ。
ぼくのような、とくに化学分野の出身ではない人こそ使うべきと思う。
(私は電気科出身)
本の表紙でアピールされている
「繰り返しの類題で意識せずに暗記ができる!」
「ジャンル別だから頻出問題がひと目でわかる!」
「出題された内容のみのテキストだから、短時間の勉強で合格できる!」
はいずれも誇大広告じゃなくて、このテキストの良いところを素直に表現していると思う。
とくにこの内、「出題された内容のみのテキストだから、短時間の勉強で合格できる!」が重要。時間が豊富にあって、1〜6類までを系統的に網羅して学習していく
余裕があるなら、確かにそれが最も王道の勉強法であって、また自分の血肉にもなると
思うけど、実際には仕事をしながら寸暇での勉強など、限られた時間しかなく、
その中で最大の成果をあげたい!とすると、この過去問集が良い。
乙種を全類受験した時(かなり以前だが)は、工藤本のみに頼っていたが、
甲種に限っては、どちらか1冊の購入なら、この過去問集をおすすめする。
◎試験遠征について
今回は遠征で三重県伊勢市での受験。電車で向かったけど、結構遠かった。
幸い乗り換えもすべて座れたので集中して直前まで勉強できた。
三重県に来るのは以前四日市に出張で何度か来ていて、それ以来で久しぶり。
会場は伊勢神宮にもほど近い國學院大学だった。五十鈴川駅から徒歩で向かった。
五十鈴駅を出てすぐの風景。「日本のこころ 伊勢」を書かれたアーチがお出迎え。
ここを過ぎて左に曲がると、後はずっとまっすぐ。そこそこ急な坂道。
いたるところに鳥居があったり、伊勢っぽさが素晴らしい。
この日はそれほど寒くもなく過ごしやすい日だったので、
お昼前にてくてく歩いてくのは気持ち良かった。
徒歩だと15分ほどで國學院大学に到着。中学、高校が手前にあるので間違って
入らないように注意。駅から向かうと大学はいちばん奥でした。
のんびり写真なんか撮りながら歩いていった割には時間は結構ギリギリで
多くの人はすでに着席していた。ぼくが受験した教室は、受験者の2/3が乙4、
残り1/3が甲種という感じで混ざった部屋だった。
乙4、甲種ともに女性の多さに驚いた。甲種の方にも20代前半と思わしき女性も
いてすごいなーと感心。そんなぼくは現在28歳。
それと、乙4の方にとっても可愛い女子高生がいた。学校の制服で着てて、
どういう目的で受けるのかよくわからないけど、目立ってたと思う。
手応えは法令は8-9割、物理化学はいくつかわからないのあったけど6割はいってると
思っていて、問題は各類の性質・消火。これが6割いってるかどうか。
それと危険物の試験は、問題を持って帰れないので残念。
答え合わせができないので12/7まで待ってるしかない。
受かってなかったら、すぐにどこかの都市で再受験を申し込む。
受かっていれば予定通り、1月末〜2月初旬に消防設備士甲種のどれかにチャレンジ。
あー、はやく結果を知りたい!!
→後日談で冒頭にも書いたけど、試験結果は当日の上記の手応えより良かった。
物理化学と性質消火はどちらも6割予想だったけど、8-9割正解できてので
ラッキーだった。答えを確信してマークシート塗った訳じゃなかったので
時の運がたまたま良い方向に作用した。