2020年1月に読んだ本
2020年1月に読んだ本
1.
英語の習得は筋力トレーニングに似ているというのはわかりやすい表現だ。どちらも適切な頻度で適切な負荷を維持しなければならない。楽天が社内公用語を英語化すると発表した時、自分もニュースで見て驚いた記憶があるが、その後すっかり忘れてしまっていた。本書で英語化の宣言から移行期間の2年間に取り組んだこと、段階的に切り換えるといった会社の効率性低下を抑制するための運用への気遣い、そして宣言通り英語化した今、楽天が感じているメリットについて興味深く読んだ。自分の会社はまだまだそんな兆しはないけど、個人レベルではいいかげん英語ひとつも使えないのはまずいんじゃ、と内心焦りはじめてきたところだ。そんな心境の自分にはまさにうってつけのタイミングで読んだ本で、楽天社員を見習って英語の勉強を開始することにした。2020年いちばん最初に読んだ本がこれでよかった。
・・・ということで1月は1冊。2020年スタートダッシュとしては弱い。QC検定の勉強をしていたのと、後半体調を崩していたという言い訳をしておく。
けどこの楽天英語化の本の影響は大きかった。英語の重要性といかにある一定の能力を備えていないことの脆さが身に沁みたので、さっそく自分も生活の一部を変えた。
具体的な毎日の通勤(片道1時間弱)時間を利用して英語のリスニングテープを聴き始めた。YouTubeでダウンロードした動画で、ネイティブな男性の読み上げが2回続いて、その後女性の初学者向けのゆっくりとした口調での読み上げ1回、それから日本語訳、仕上げとして再度女性のゆっくり読み上げ1回とひとつの文を何度も繰り返してくれる良い教材を見つけたのでまずはこれをエンドレスリピートして頭に叩き込もう。
車というプライベート空間なので発声練習も何ら恥ずかしさがないというメリットも活かして。
ETCマイレージサービスは登録しておくだけで勝手にお金が貯まる神サービス
昨年、2019年9月25日にETCマイレージサービスに登録して以来、
ここ最近になって仕事で車移動をする機会が増えたこともあって
その恩恵をひしひしと感じるようになってきた。
改めてサービスの概要と得られたメリットについて書いてみる。
↑公式サイトHPアドレスはスマイルETCだ。
確かに万人が笑顔になれる神サービスであることには間違いないが・・。
◾️ETCマイレージサービスとは?
ETCマイレージサービスでは、お申込みいただいたETCカードでの通行料金のお支払額に応じて、 ポイントが付きます。
ポイントは還元額(無料通行分)に交換のうえ、通行料金の支払いにご利用いただけます。
ETCマイレージサービスへのご登録は無料です。年会費もかかりません。
登録は無料。年会費もなく、永続的に無料。
解約し忘れとかそういったリスクも一切なし。
サービスが広く一般に周知されていないこと(知っている人は知っている)と、
登録のためにETCカード番号とか車のETC車載器管理番号をグローブボックスの
車検証入れから引っ張ってきて入力するほんの一手間さえクリアすれば、
こんなに良いサービスはない。
◾️ 登録しておくとどんなメリットがあるの?
大きく、以下の2つのメリットがある。
1.対象の道路を利用すると支払額に応じてポイントがつく
ご登録いただいたETCカードにて対象の道路をご利用いただくと、通行料金のお支払額に応じてポイントが付きます。
ポイントの付き方(還元率)は、道路事業者によって異なる。
各地方に特化した特定の道路では還元率がまちまちで、
且つ条件を満たすことで+アルファになったりと仕組みが複雑だが、
自分の場合は住んでいる地域の特性上、NEXCO中日本がメインで
長期連休で帰省時はNEXCO西日本、仕事の出張で東日本の利用が
多いので赤枠部分が対象だ。
(以降は「NEXCO東/中/西日本」だけを対象して書いていく)
ここで注目したいのは、ポイントの還元率の高さだ。
10円につき1ポイントなので、後述する方法を使って還元すれば、
利用額の10%が次回走行時に割引できる。
クレジットカードでの通常のショッピングの還元率は1%程度なので
それに比べるとETC還元率がいかに大きいかがよくわかる。
2.「平日朝夕割引」の対象となり、利用ができる
ETCマイレージサービスにご登録いただくことで、NEXCO東/中/西日本、本州四国連絡高速道路株式会社、および宮城県道路公社が実施している頻度型時間帯割引の「平日朝夕割引」の対象となります。
ETCマイレージサービスに登録しておくと、自動的に平日朝夕割引の対象にもなる。
朝夕割引とは、簡単に言うと、
平日(月〜金)の朝は6〜9時、夕方は17〜20時に同じ区間を走行すると
回数に応じて利用額が還元されるシステム。
1ヶ月の間に10回以上走行すると実に50%が還元される。
ぼくは昨年11月から仕事の都合で週の半分は高速を使って
自家用車で通勤するようになったので50%が還元されている。
回数にカウントされるには、上記の時間帯にETCレーンに入る、
もしくは出る必要があり、設定されている時間帯的にも仕事での利用を
見込んだものと思われる。
上記の2点が登録しておくだけで無料でゲットできるので、
是非登録しておくことをおすすめしたい。
・・・と、ここまで散々メリットを強調してきたので、ついでに
自分のマイレージ画面でポイント残高を晒しておくことにする。
上にも書いたが、ぼくが登録したのは昨年の9月だ。
よって、マイレージ利用歴?はまだ4ヶ月の初心者であることを最初に申し添えておく。
◾️ポイント残高 本日時点で4,203ポイント!
NEXCOの主要高速道路しか使っていないので、それ以外の地方のポイントはなし。
各ポイントをいつ、どのくらい入手したかの内訳はこちら。
9月末に登録して以降、仕事での移動や家族でのお出かけで高速はよく使うので、
月によって波はあるものの毎月ポイントが加算されているのがわかる。
ちなみに平日朝夕割引の還元額残高はこちら。
ということで合計で1万円ほどの割引ができることになる。
何度も書くけど登録、年会費が無料でこれはありがたい。
逆に言えば、昨年9月まで登録していなかった自分を叱りたい。
(まあ、過ぎたことは言っても仕方ないが、貰えたはずのポイントを
登録してなかったためにみすみす逃したのは残念だ。)
もしまだ登録されていない方がいれば、是非登録をおすすめしたい。
最後に登録時にひとつだけ注意点を。
◾️ポイントをいつ使うかで還元率が変わるので注意
貯めたポイントをいざ、還元率に交換!とその時に、何ポイント交換するかに
よって、還元率が変わる点だけは注意しよう。
上記のように、
1000ポイントで交換 → 還元率5%
3000ポイントで交換 → 還元率8.3%
5000ポイントで交換 → 還元率10%
と、たくさんポイントを貯めてから交換するほどよりお得になるシステムだ。
この記事の最初で書いた還元率10%とは、
ETC利用額10円につき1ポイント貰ったポイントを、5000ポイントまで貯めて
還元した場合の還元率だ。
なのでぼくも現時点の4203ポイントを還元せずにまだ貯めているわけだ。
貯めるためには、マイレージサービスの登録時に
ポイント自動還元サービスを「希望しない」にチェックしておくとよいだろう。
2019年の読書を振り返る
2019年 1年間の読書をだらだらと振り返ってみる。
”超”個人的な思い出付きのメモ日記だ。
まずはじめに、読んだ本の数だけど2019年は52冊だったようだ。
ちなみに2018年は50冊だったので、ちょっぴり増えた。
読んだ本はすべてブクログに登録している(ただしエロマンガ除く)ので、
こういう月ごとに集計してくれる機能はすごくありがたい。
紙の書籍と電子書籍、マンガも分類してくれて振り返るのにはもってこいだ。
以下、ブクログの各月ごとに買った本を見ながら振り返ってみる。
1月
「暁のヨナ」は1巻を読んで面白かったけど、それ以降買ってない。鋼の錬金術師も途中で読むのをやめてるので、また続きを読まねば。買った本リストを見ると、ポケモンピカブイの攻略本が入ってたので、ちょうどその時期だったんだな。夢中でクリアして、その後の対人戦でステルスロックに辟易したなぁ。見せ合い63ができなくて、6vs6の長期戦なので、ステルスロックが蔓延り過ぎた。メガプテラが環境メタとはおもしろい。「日本のこころの教育」も再読した。
2月
読んだ本9冊のうち、8冊が転スラのマンガ本じゃないか。残りの1冊はさくらももこの「さくらえび」。非常に文化的な1ヶ月を過ごしていたらしい。転スラはアマゾンプライムでアニメを熱中して見て、アニメ最新話が待ちきれず、早く続きを知りたくてマンガを買っていた。リムルが無双するところがぞくぞくしてとても好きだった。なんとかオーガー(オークだったかな?)と対決する場面で、手下の鬼族に戦わせて自分は上空から戦況を俯瞰してる様とか痺れたなぁ。マンガ本最新刊出てるはずなので、またチェックせねば。さくらももこはエッセイが秀逸すぎる。こんな生き方良いよなぁと羨ましくなることしかり。奈良でおだんご店に行くエピソードが特に印象的だった。スタッフにも恵まれてたようだ。
3月
もっとも印象に残ったのは「國語読本 尋常小学校用」だ。普段あまり書かない1冊だけの読書メモも書いた。
まさか自分が明治期の小学生の国語教科書でこれほど心動かされるとは思わなかった。おとなになった自分が読んでも、十分学べて楽しめる本だった。最新の教科書はどんなだろう?あと数年すれば娘が小学校に通い出すので、その時見せてもらうのが楽しみだ。「任天堂コンプリートガイド(コンピュータゲーム編)」も良かった。ハードに主軸が置かれてたけど、次はゲームボーイのソフトに特化した本があるなら読んでみたいな。
4月
「勝間式超コントロール思考」に紹介されていてoculus goを買って、自宅映画館をやってみた。こういう最新の高価なガジェットを何ら逡巡なくポチっと買えたのは2019年はほぼ1年を通じて給料が多かったから。結局oculus goはその後あまり使わなくて、半額くたいの値段でフリマアプリで売ることになるけど、まあ試して実際に肌感覚としてわかったから良しとする。大前研一の「稼ぐ力」は衝撃だったなぁ。定期的にこういう叱責的な要素を自分に注入していきたい。衣食住足りてなおハングリー精神を発揮するために。島田紳助にもハマっていたようで「いつも風を感じて」と「哲学」の2冊があった。
5月
5月は新規で読んだ本が0冊。あらら・・。何をしていたんだろうとエバーノートの日記を振り返ってみる。初旬はGWで関西帰省、仕事が始まってからは仙台と愛知を行き来してて、仙台では体を鍛えるために人生初のジム入会、愛知では子供が増えたこともあってミニバンを買うべくネットで調べたり、ディーラーに行ったりしていたようだ。哀川翔の「一翔両断」を途中まで読み進めていた痕跡があったが。ジムは週2回くらいのペースで通った。家からいちばん近いところを選んだけど、オープンしたばかりのところで月会費が1万と高かった。車はノアを契約。
6月
「史上最強のCEO イーロン・マスクの戦い」がとくに面白かった。この後、イーロン・マスクについて書かれた他の本も買うことになる。テスラとスペースXという二つのビジネスを離陸させたのは本当にすごい。シリコンバレー界隈の小資本から立ち上げれるIT系ベンチャーとは違い、自動車、航空機そのどちらも巨大産業で且つ、業界の覇者に寡占されたような市場に風穴を開け、ゲームのルールを変えるような偉業を成し得たのがすごい。技術が双方向で共有されているようで、無駄がないなぁとスケールとかスピード感が羨ましく感じたりもする。
7月
「超 筋トレが最強のソリューションである」1冊のみ。この本がぼくに与えた影響がとにかく大きくて、3度ほど繰り返し読んだし、著者のテストステロン氏の他の本も翌月以降に買い集めた。感化されてジムにも入ったし、スマホに食事管理アプリを入れて全体のカロリーだけじゃなく、タンパク質や脂質と内訳をコントロールするようになった。生活を変えたという意味では文句なしの2019年自分にとってのベストだ。
8月
この月から仕事では地獄のような忙しい日々が始まった。品質不具合を出して、その解決のために就業時間目一杯調査して、家に帰ってもずっと考えていた苦い日々が思い出される。そんな忙しい中でも現実逃避だったのか4冊読んでいたようだ。ビートたけしの「バカ論」は移動中の新幹線で読んだ。「5時に帰るドイツ人 5時から頑張る日本人」がエントリーしてるのも面白い。何を思って当時のぼくはこれを買ったのだろう。皮肉にしては出来すぎだ(笑)ほんとに当時は5時からどころか眠っている時間以外のすべてを捧げた。トラブルがひと段落して、やっと愛知の自宅に帰って家族でイオンにいた時、上司から携帯に電話があって「再発した」と聞かされた時の思い出も後5年は鮮明に記憶しているだろう。高城剛の「黒本」も面白かった。あまりメディアには出ないので、こうして自分から主体的にアクセスしないとなかなかどういう人なのかわからない。(それで風評被害的に誤解されている面もあると思う。)
9月
「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」が非常に面白かった。年間のベスト3には確実に入る。地元が関西なのでUSJは身近で、実際にひと昔前のあまり活気がなかった時代を経て、ユニバーサルワンダーランド、ホグワーツ城と年々進化していく様を体感していたので、その舞台の裏側を知れてもっとUSJが好きになった。2020年は夏にマリオのエリアもオープンするということでますます盛り上がっていく。パスポートの価格が高騰するのと、いつ行っても人がいっぱいなのはちょっぴり残念だけど利益をあげてこれからもプロダクトアウトの発想でいろんなコラボを実現してほしい。「サンリオピューロランドの人づくり」も面白かった。仙台駅の丸善で偶然出会った本。女性社長ならではの施策が多かった気がする。トイレを綺麗にすることから始めたり、価値を生み出す源泉である”人”(スタッフ)が力を発揮できる環境をつくることがいかに重要か。9月末に家族でディズニーランドに行った時、帰りにピューロランドにもはじめて訪れたけど、それもこの本を読んでなければ絶対に行ってなかった。KAWAII歌舞伎は子供がもう少し大きくなったら、また観たいと思う。
10月
10月も読書は0冊。忙しい最中に、翌月から他社に出向することが決まってしまって、悔いのないよう?やり残しのないように、全力で仕事をしてた。休みの日もPCを家に持ち帰ってばんばんメールとか送ってた。仕事のラストスパートと、仙台からの引き揚げと翌月からの仕事の準備。
11月
技術系の本が増えてきた。「最適設計!実践公差解析」はとくに学びが多かった。付属のエクセルシートはMacなので使わなかったけど。
12月
出向先の会社の昼休みが長いので、文庫とか新書を持ち込んで読むようになった。情報機器(スマホとかタブレット)をいろいろ制約が多くてあまり使えないのもあって。紀州のドン・ファンは文句なしに面白かった!コンドームの訪問販売とかレンタルビデオを返しに行って収監されたケチ山さんのエピソードは当分の間忘れないと思う。目標のために頑張る姿は尊いし、自分も頑張らねばと触発される。野崎氏を批判する人の気がしれない。ムーギーキムの「最強の働き方」も付箋が多かった。
以上、2019年の振り返りはここまで。
2020年もたくさんの本と出会いたい!